Answer9のハースス研究ノート

『Hearthstone』のWildアジア鯖プレイヤー。最高瞬間順位4位/月末30位くらい。人嫌い。フレ皆無。ここは主に自己研究の備忘録っていうか落書き帳。なるべく閉鎖的にやっていきたいので拡散は御遠慮願えれば嬉しいです。コメ不可設定になってるのも意図的です

DoD環境 自問自答式デッキ選択議事録12月下旬

 

「まだ使う? 装甲ドルイド

「使っても良いけど・・・冷めたかなぁ」

「うーん」

「うーん・・・もういいや」

「次は何使うの?」

「早いOTKってなんか無いの? クエメより早くOTKできればクエメにもレノロにも有利取れるじゃん」

「マリゴスローグとか、どう?」

 

「リストある?」

「SoU環境の時の凌粛のレジェ上位リストがある。可もなく不可もなく、普通のリストに見えるけど」

DoDのカード何か入れる?」

「蝋龍の息吹をピンかな。マリゴスと若干シナジーになる。あと、ネクリウムの薬師はどうにか混ぜられないかなって考えたけど、ちょっと難しかったんであきらめた」

「断末魔ドラゴン踏み倒しローグに対する優越点って何かある?」

「知らんけど、まぁウォロにとってもメイジにとっても受けにくいのはこっちじゃね。ハンドダメージだからゼフリスでも災厄でも止まらんし。・・・まぁぶっちゃけ踏み倒しの方がデッキパワー高そうだと思うけど、あれは

・現環境で最適解でもなさそうだし、

・使ってて俺は楽しめそうにもないし。

どっちか片方の条件でも、もしクリアしてたら我慢して使うんだけどね。だからマリゴスで頑張ってみるわ」

 

「で、どうだった?」

「無理。多分勝率30%もない。海賊や秘策メイジに勝てなさすぎるし、ウォロクエメに必勝かと言われると、そこまでは安定しない。しっかり熟練しても7割程度かな? まぁ有利ではあると思うんだけど、環境を通しての全体勝率は5割超えそうにない」

「じゃあどうすんの? 今から悪魔レノロックやクエストメイジ使っとく?」

「いや、そういう事しても思ったより勝てるようにならないのは経験上よく知ってる。もうラダーにいるみんな、対レノロックや対クエメの経験値が凄く高くなってるから新参がそういうデッキ使ってもちゃんと勝率出るようになるまでは長い時間がかかるもんだ」

「じゃ、どうするの? また新しいの考える?」

「いや、もうそろそろ月末だから勝ちを狙いにいく。なんかコピーデッキ使う事にするわ。デッキサイトを上から順に見て、なんか気にいりそうなリスト使う」

 

 ⑧

「Duwin式のフェイスハンターに決めたわ」

「理由は?」

「・速いからクエメやウォロに有利つきそうな点

 ・短期型だから覚える事が比較的少なくても強さが出せそうな点」

「で、使ってみてどうだった?」

「まず、やっぱりっていうかなんていうか、コピーデッキってメチャクチャ楽。自分で組むと、コンセプト決めて試行錯誤して細かく調整を繰り返して、それでようやく勝率50をギリギリ超えるかどうかって感じなんだけど、コピーデッキは最初から勝率55%以上出たりするし、このデッキもレジェ底帯では23-13(63%)で超快適だったわ」

「まぁ勝ちに徹するだけならコピー使うのが一番効率いいよね」

「あとフェイスハンターは思いの他、わりと対話拒否型のデッキっぽいので、カードの切り方がソリティア的っていうか、俺みたいに独りで引き籠ってマニアックに物事を考え込みたいプレイヤーにとってなかなか使い心地が良い。そしてこのデッキの打点を最大効率で出すのって簡単そうで意外と難しい作業になるとみた。結構いろいろ考えさせられてて、現状あんまり飽きそうな気配がない」

「ふーん。使ってて気に入らなかったところは?」

「もちろんそれも結構ある。

アホウドリによるハイランダー妨害が意外とすんなり解除される

ミニオンの場持ちが悪く、完全に逃げ切り型のデッキなので旧レノジャクソン出された時の負け確感が半端ない。『大金持ちになれるぞ』の『大金』まで聞こえた時点ですぐコンシボタン押したくなる

・思ったよりクエメに勝てない。旧式のウェイカー型なら解らんけど、最新のレノハイランダー軸のクエメは、アイスブロック・炎の守り・カサポ・新レノ・旧レノ・フレスト、いちいち全部のカードがこっちにしんどい。ドブネズミもバク以外釣られたら基本、損しかしないしね

・あと、マッチングに1~3分かかってるのに試合本体が4~5分程度で終わってしまう、この娯楽としての効率の悪さに凄く虚しくなる時がある。ラダーがホットな時間帯を逃したら、なんか動画とかみたり、作業の片手間にしたりしないと3戦以上は回す気しない」

「でも勝率は良いんでしょ?」

「まぁね。レジェ中域帯に来てあきらかに勝率は落ちたけど、負け越す程じゃない。で、繰り返しになるけど、意外と考える事が多くて飽きにくい。短期型のデッキなんて所詮全部脳死でしょって決めつけてたけど、ヒロパが強力なんで、とりあえず毎ターン『ヒロパにするかカードを出すか』を迷う余地がある。ヒロパを使いすぎると、あきらかにボード火力が出せなくなって打点不足に陥るけども、ヒロパを使いすぎなかったらそれはそれで奇数構築の縛りの欠点ばかりが強調されてしまって意味がないっていう。で、とにかくミニオンがことごとく短命だから『アグロ系のデッキか相手のときにも、ボード争いだけでなくライフの奪取を意識していかないとジリ貧で負けやすい』っていうのも驚いた。普通アグロ対アグロ(テンポ?)って盤面を取った方がスノーボールしていってそのまま勝ちになる、って印象だったからね」

「・・・他に言いたいことある?」

「他のプレイヤーに対してのメッセージだけど、終盤のフェイスハンター相手にミニオン4体以上並べるの止めろ。手札の中で腐っている猟犬の恰好のカウンターチャンスになるだけだ。そりゃ、

・顔を削られる前にさっさと倒しきりたい(ハンター側にもうなるべく行動のターンを与えたくない)

・新しく場に出たミニオンを安全に処理しながら顔を詰めていく体勢を整えたい

って考えがあるのはこちらにも凄くよく解るんだが、こっち目線で言わせてもらうと猟犬は高確率で終盤に手札の中に残りやすくて、中型2体(*せいぜい小型1体)ぐらいでじっくりとライフ削られた方が100倍しんどい・・・そういう終盤局面を山ほど見てきた。もちろん最適解は場合によりけりだろうけどな」