DoD 装甲ドル ガイド風
先日貼った装甲ドルリストのガイド的メモ
【基本的な勝ち筋】
(A)装甲1000点プラン
コントロール相手の勝ち筋はこれ。1000積めば大体負けない。翡翠のアイドルを埋めて無限ループするかDKで3点ずつパンチしてればほぼ必勝
(B)装甲80点~160点プラン
蜂が一個しか引けなかったり、ルーン踏んだ前線崩しをウロコ→蜂→ウロコで仕方なく活用したときとか。アグロ相手やクエメ相手は装甲80/160でも全然十分な事も多いので、それらの相手には蜂一枚でさっさとコンボ決めに行ったり、蜂一枚を除去(ヘンチクランのゴロツキ3/3/3とか)に回す運用も視野に含める
(C)回帰・ヤジロボでキーカード燃やし / 前線崩し1000点パンチ狙い プラン
対OTKデッキ(メックトゥンやDKパラ)に対して。相手のコンボパーツを焼いて勝事だけを狙い、それを嫌って除去を早めに吐いて手札を軽くした相手に対して、おもむろに前線崩しを素だしして、蜂で80点パンチをくらわせる。
燃やす方はともかく80点パンチは滅多に成功しない。ほぼお祈り。通ったらウルトララッキーぐらいのつもりで。
【各カードの運用】
+翡翠の偶像・・・相手によって、偶像をループすべきか捨てて良いのかを判断して、捨てて良い場合はさっさと吐いて手札を軽くしておく。またウォロ相手には、ノームフェラトゥによる焼き尽くしがワンチャンあるので、その可能性をケアしながら厚めに埋めておいた方が良い。逆にコンプリの場合にはベネディクトスでコピーされる可能性があるので埋めない方が良さげ
+枝分かれ、滋養・・・緊急時を除いてドローに使う。浸食があるなら滋養はマナ加速に使うのもアリ。
+凶暴な遠吠え・・・3ターン目に手なりの脳死でなんとなく遠吠えを使おうとしているそこのお前、そうだ、お前だ、そこのお前、ちょっと待て。今、お前の手札には樫の召喚があるな? もし今のターンはパスして、4ターン目に樫の召喚でヴァルゴス→ヤジロボの大当たりが出てくれた場合、その凶暴な遠吠えは2ドローと2×N装甲ゲインの素敵なスペルに早変わりするんだぞ? その大当たりの可能性を放棄してまで3ターン目のうちに焦って引いておきたいカードがお前にあるのか? もしくは5ターン目以降にやる事てんこ盛りで遠吠えを使ってる暇がなくなるような急場に追い込まれる未来があると思うのか? ……そうだ、そう、それでいい。お前のデッキはゆっくり戦うコンボデッキだ。焦らず、価値を最大化できるタイミングを狙って、ゆっくり遠吠えは使えば良い……。
+回帰・・・OTKじゃないデッキの山札を燃やすために雑魚に回帰打つのは極力避ける事。気持ちいいのは分かるけど、戦略として裏目に出ている事が多い。例外としては、数ターン先に浸食うちたくて手札が燃えそうな時には雑に切るのもアリ。
+樫の召喚セット(召喚・ヤジ・ヴァルゴス)・・・圧縮も兼ねてだいたい4T目に使う。アグロ相手に滅法強い動き。ヴァルゴスを引いちゃっているときは、4T目ヴァルゴス素出しして、次ターンに召喚を唱えた方が良さそう場面もちょくちょくあるので、そういうときは召喚があっても必ず切るほどのものでもない。またOTKデッキ相手にはヤジロボは素出しした方が強いので樫の召喚を安易に唱えない事。特にこのリストは攻めが弱いので中型ミニオンを並べたからといってそれで押し切れる可能性は相当低い。ヴァルゴス→回帰で2枚余分に山札を燃やすセットプレーもOTK相手には必ず覚えとく。
+毒の種/虫害・・・言わずとしれたワイルドドルイドの守りの切り札。これの使い方でドルイドの熟練度が分かるといっても過言じゃない。原則として毒の種で敵のミニオンを弱らせてから虫害で蓋をする流れだが、例外もちょこちょこあるのでよくよく考え続ける。
ライフが切羽詰まってるときに虫害と枝分かれがあったら、枝分かれを装甲に使いたくなるかもしれないが、虫害→全体Atk+1~2 っていうセットプレーの方がアグロの相手にとって厳しい事もあるので留意しておく。
+DK・・・ライフが押されていて、相手がゼブを積んでるデッキならば、温存もアリ。ロウゼブに対するアンサーになる。・・・だが、ロウゼブを積んでるデッキは大抵ロウゼブの使いまわし手段も一緒にもっているし、いつでもさっさと使ってしまった方が強いのかもしれない。
DKと虫害が手札にあるときには原則として虫害→DKの順に切ったほうが1/5挑発の数がお得になりやすい。
+究極の浸食・・・中盤までに引いちゃったら、これの使用を目指して状況を整理していった方が良い。後半に引いたら、使うか使わないかは場合によりけり。
「コンボパーツがあと1枚だけ必要だけど、浸食使ったら札が2枚燃えちゃう。ライフ状況もそろそろ焦げ臭くなってきた」って場合にはぶっぱなす事も個人的には多い
+コンボのキーパーツ・・・蜂はアグロとクエメには1枚捨てるのもアリ。前線崩しは2枚とも引いても、コントロール相手にはドブに備えて雑に出さない方が良い。
敵がアグロで、虫害の処理に手間取っているようならば前線崩しを置いてさっさとトドメを刺しにいくのもアリ。
肥料は緊急ならば、9マナ未満のときに肥料・毒種(敵5体以上)・虫害というセットプレーに使う事もアリ。
フルコンボ完成のためには
(a)肥料+練気(コイン)+前線崩し+蜂2枚 または
(b)ソーリサン→ コストダウンされた蜂・蜂・ウロコ・前線崩し(練気の枚数によってコストダウンするべき札の枚数が減少)
のどちらかを揃える必要があり、【肥料】か【ソーリサン】どちらを使ってコンボする気なのかは中盤以降意識しといた方が良い。
(ところで手札に前線崩しがいないときにあえてソーリサンを出して、相手にドブを無駄に切らせるプレイはなかなか有力)
【1000点装甲もらった後のプレイング】
何をやっても負けないので気楽にやって構わない、が、
ハースストーンは先手が45ターン目を迎えた時点で引き分けになる、という知識を装甲ドルイド使いは必ず頭に入れておかねばないない。
相手の盤面の打点を計算して、25や30で割り算して、相手がこっちの装甲を剥がすために必要な盤面火力を概算しておく。大抵は40~80とか、非現実的な数字になってるハズだ(特に80必要なら、8/8を7体並べたって足りてない)。安心してどっしり構えておこう。
あと、相手がファティーグダメージの累積で死ぬターン数は「9」であり、レノジャクソンを使ってもファティーグ死するターン数は「11」である、という数字も頭に入れておいて損はない。
・翡翠のアイドルをループ中
・2000点以上の装甲がある
・DKに変身している(変身できる)
・敵がファティーグを避ける手段を持っていない
1000点装甲もらってるとき、この4条件のうち2条件以上が揃っていれば大体勝てる。
一応、引き分けを狙った方が良い場合もある。相手が生命吸収を豊富に持っていて、山札に無限にカードを埋めることができて、こっちには翡翠のアイドルが残っていない。こういう状況ではひたすらDKヒロパの装甲を積み続けて45ターン目の引き分けを狙う事だけが最善策であり、下手に敵のミニオンを殴らない方が良さそう。
それと、敵デッキの種類によっては攻撃力が1000以上になった前線崩しは早めに自分で殺しておこう。自然の回帰でもいいし、毒の種でもいいし。というのも、ゼフリスからの精神支配で前線崩しを盗んでくる輩がときどきいるので、特にクエメのエクストラターン中にそれやられるとお手上げなので、殺せるなら前線崩しは早めに自処理しておいた方が盤石である。
最後に豆知識。昔の(アントニダスと弟子を使った)無限ファイボ型のクエメの1ターン打点であるが、人力で頑張って出せるダメージは200点ぐらいが限界のようである。
1200装甲積めば5ターン無限ファイボされても生き残れるので、ミラーイメージの挑発で守られたとしても落ち着いて5T以内に弟子かアントニダスをヒロパで殺しにいこう。
次は各デッキタイプごとの対策を書く